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(石田ピアノより) さくら様へ
はじめまして。
ご質問を頂きました、ヤマハWX102Rについてですが、このピアノはUX50系のピアノでして、当時の上級モデルになります。
状態さえよければ、10万くらいのメンテナンス代がかかったとしても、十分に価値のあるピアノだと思います。
ピアノの一区切りの寿命としましては、弦の疲労の問題があります。ピアノの修理で、最も修理代がかかります。
一般的な使用頻度でしたら、約50~60年くらいは使用できます。1985年製と言う事は、まだ28年しか経っておりませんので、まだまだ使用出来るピアノだと思います。ただし、約25~30年くらい経ちますと、自然に劣化してしまう部品があります。この部品の交換は、きちんと修理をして頂いた方が無難かと思います。7万の修理代の中に、バットコードの貼り変えも含んでいるのではないかと思います。
ピアノは設置してあった環境によって、ピアノの性能を良くも悪くもしてしまう物です。例えば弦が錆だらけであったり、カビがもの凄く多かったりした場合は、あちこちスティック(ピアノの部品で、人間の関節にあたる所の動きが悪い現象)が出てしまう問題もあり、修理代もかさみます。また、音がつまる、伸びないと言う様な発音状態や、音量不足と言う点での懸念があります。
信頼のおける調律師さんに良く見て頂き、判断をされた方が良いかと思いますよ!よろしくお願い致します。
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